エンジニアやデザイナー、Webマーケティング、編集・ライター等のクリエイターの転職について

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公認会計士がITベンチャー企業へと転職するケースが増えているが失敗も多い

今回はITベンチャー企業への転職を考えてみたいと思います。

その中でも、公認会計士にフォーカスをあてます。

まず、ベンチャー企業へと転職したいと考える公認会計士は多く、その中でもやはり昨今はITやAI、RPA等に関連したベンチャー企業への転職を考える方は多いです。

 

やはりIPOを経験したいという公認会計士の方は多く、ベンチャー企業、それもちょっとイケイケで流行っているようなところに興味を持つ方は多いです。

 

ただ、うまくいかないケースは多いです。

公認会計士の場合、財務・会計のスペシャリストなのでそこの領域に関して文句が出るケースは少ないのですが、ベンチャー企業に求められる、幅広くカバーしていくという感覚、ビジネス感覚がとても重要となります。

 

また、人間関係や社風が合わないというケースも多いです。

社風に関してはベンチャーに限った話ではありませんが、公認会計士の方の中には融通の利かないかたも一定数いらっしゃり、いわゆる監査法人の時のように原則論による指摘をくりかえし嫌われるケースも多いです。

また、社長との人間関係も重要です。

というのも、密にコミュニケーションを取りながら進めていくことが多いからです。

ベンチャー企業の社長の場合、結構クレイジーな方も多いため、真面目な公認会計士の方とぶつかることも少なくありません。

もちろん、会計士の役割として、行き過ぎた取り組みを止める役割や社長に対しての牽制約も求められるので、ある程度ぶつかることも必要なのですが、ある程度融通性や会社の方針も理解しつつ、柔軟に対処するマインドが必要となります。

ベンチャー企業の社員になればあなたも企業の一員ですので、ある程度そうした柔軟なマインドも持ち合わせる必要があり、マインドセットの変更は必要となります。

会計士がベンチャー企業へ失敗するケースとしては、転職そのものが出来たのであればスキル不足が要因というよりは、マインドセットやコミュニケーションによるところによる失敗が要因となることが多いので、そのあたりはしっかり認識しておきましょう。

 

ここからは、そもそも会計士がITベンチャーへ転職するにはどうすればいいのかということを考えていきたいと思います。

 

まず、世の中的に公認会計士を採用したいという意識は高まっており、ベンチャーの求人自体はそこそこあります。

そして、現在AIやRPAなどの最新分野やITに関わる分野は伸びている、あるいは伸ばしていく必要のある産業分野であることから、このあたりも需要は大きいです。

ただ、こうした企業はIPOを前提としているため、普通に求人募集していません。

公認会計士の採用に強い転職エージェント・転職サイトに依頼しているケースが多いため、転職サイトの利用は必須と言えます。

また、人脈を使っての転職・採用も増えているので、人脈形成もできていると良いかとは思います。

現実的なラインとしては転職エージェントに相談することでしょう。

転職エージェントに相談することで求人の紹介が受けられるのはもちろん、ベンチャー企業で求められるマインド、社長の性格、雰囲気まで情報を教えてもらえるかもしれないからです。

ベンチャーの場合、短期間で状況が変わってしまうため、入社後に状況が変わるケースも多いのですが、転職失敗のリスクを下げるためにも、転職サイトに登録し、エージェント等から情報を取得しておくと良いでしょう。

公認会計士におすすめの転職サイト・転職エージェントの記事に記載されていましたが、最近は会計士等の士業の転職にAIを活用する転職サービスも出てきているようです。まだ全然知られていないのですが、こういうのも利用してみて、新しいサービスに触れておくのも良いと思います。

 

ちなみに、会計士の場合、真面目だからなのか転職において、転職エージェントを頼りすぎてしまったり、エージェントの言うことを真に受けてしまう方も多いのですが、その結果転職に失敗してしまったという方も多くなっています。

そうならないためにも、転職エージェントを有効活用しつつ、転職に失敗しないためのポイントも抑えながら転職活動をしていただければ幸いです。

 

ベンチャー企業へ転職する際は、転職後のマインドセットも重要になることを紹介させていただきましたが、急にできるものでもありません。

また、社長との関係以外にもエンジニアが主役の会社であるケースも多いため、エンジニアの方の特性をおさえたりして、社内コミュニケーション、社内運営をしっかりできるような公認会計士CFOとして活躍してほしいと思います。

 

公認会計士のITベンチャーへの転職について紹介いたしました。

希望の叶う転職ができるよう応援しています。